「モグワン」と「サイエンスダイエット」はどっちがいいの?
1.料金&コスパで比較 | 1袋の通常価格、配送料、100g当たりの価格、定期購入価格などの金額で比較してみました。 |
2.原材料で比較 | お肉や魚など動物性原料の割合、アレルゲンとなりやすい食材(小麦、大豆、ジャガイモ、卵、トウモロコシ、乳製品、鶏肉、牛肉、豚肉など)の使用などで比較してみました。 |
3.保証成分で比較 | タンパク質、脂質、灰分、水分、カロリー、オメガ脂肪酸などの含有量(割合)などで比較してみました |
4.安全性の高さで比較 | 食材の品質、穀物の使用、添加物(合成保存料・着色料・香料・副産物・遺伝子組み換え食品)の使用などで比較してみました。 |
5.食いつき等口コミで比較 | 粒の形や大きさなどが食べやすくなっているか。口コミを基にして、食いつき具合などを比較してみました。 |
6.対象のライフステージと犬種 | 対象としている年齢やライフステージ(幼犬、成犬、シニア犬)と犬種について比較してみました。 |
7.原産国と販売会社 | 製造している原産国で比較してみました。 |
上記の7つの項目で、を比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「モグワン」と「サイエンスダイエット」を料金&コスパで比較!
ドッグフードを選ぶ際、料金とコスパは重要な要素です。特に、長期にわたって愛犬に与えるものだからこそ、経済的な観点も考慮する必要があります。ここでは、人気のドッグフード「モグワン」と「サイエンスダイエット」の料金とコスパを比較し、それぞれのベネフィットを解説します。
商品名 | モグワン | サイエンスダイエット |
通常価格(税込)[円] | 4,708 | 8,280 |
容量[g] | 1,800 | 12,000 |
100g当り価格[円] | 262 | 69 |
定期購入価格(税込)[円] | ・3766(5袋以上) ・4001(2~4袋) ・4237(1袋) | 定期購入なし |
通常配送料 (税込)[円] | 704 ※3袋以上(1万円以上)で送料無料 | ECサイトにより異なる |
モグワン
- 価格: 4,708円(1,800g)
- 100g当たりの価格: 約262円
- 特徴: モグワンは少量パッケージでの提供が特徴。初めて試す飼い主や、小型犬の飼い主にとって、少量で新鮮なフードを試せるのは大きなメリットです。さらに定期購入を利用することで、さらにコストを抑えることが可能。
サイエンスダイエット
- 価格: 8,280円(12,000g)
- 100g当たりの価格: 約69円
- 特徴: サイエンスダイエットは大容量での提供が魅力。一度の購入で長期間使用できるため、大型犬を飼っている方や、複数の犬を飼っている家庭にとって経済的です。また、100g当たりの価格が低いため、長期的に見るとコスパが良いと言えます。
まとめ
モグワンは新鮮さと試しやすさを重視する方に、サイエンスダイエットは長期的なコストパフォーマンスを重視する方に適しています。愛犬のサイズや飼い主のライフスタイルに合わせて、最適な選択をしましょう。
2.「モグワン」と「サイエンスダイエット」を原材料で比較!
ドッグフード選びで最も重要なのが、その原材料です。愛犬の健康を考えると、何が含まれているかを知ることは非常に大切。ここでは、「モグワン」と「サイエンスダイエット」の原材料を比較し、それぞれの特徴を掘り下げてみましょう。
商品名 | モグワン | サイエンスダイエット |
原材料 | チキン&サーモン56%(チキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌 | 【小型犬用 アダルト 1~6歳 成犬用 チキン】 トリ肉(チキン、ターキー)、トウモロコシ、小麦、米、動物性油脂、トリ肉エキス、植物性油脂、亜麻仁、ポークエキス、トマト、柑橘類、ホウレンソウ、ミネラル類(ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物) |
モグワンの原材料
- 主な原材料: チキン、サーモン、玄米、オートミール、野菜
- 特徴: モグワンは、高品質な肉類(チキンとサーモン)を主原料としています。肉類はタンパク質が豊富で、筋肉の構築やエネルギー源として理想的です。特に、成長期の子犬や活発な成犬、筋肉量を維持したい高齢犬に適しています。また、肉類は食いつきを良くするため、食欲が落ちがちな犬にもおすすめです。
サイエンスダイエットの原材料
- 主な原材料: コーン、チキン、大豆、小麦
- 特徴: サイエンスダイエットでは、コーンや大豆、小麦などの穀物類や野菜類を多く使用しています。これらは炭水化物やビタミン、ミネラルが豊富で、犬のエネルギー源や消化促進に役立ちます。穀物類は一部の犬にアレルギー反応を引き起こす可能性があるため、愛犬が穀物に敏感でないか確認することが大切です。
肉類と魚類の違い
肉類は筋肉構築に必要なアミノ酸が豊富で、特に赤身肉は鉄分が多く含まれています。これに対して魚類は、オメガ3脂肪酸が豊富で、皮膚や被毛の健康、抗炎症作用に優れています。魚類は脳の健康にも良いとされており、特に高齢犬や皮膚のトラブルを抱える犬に適しています。
生肉と乾燥肉の違い
生肉は新鮮で栄養価が高く、自然な味わいが食いつきを良くしますが、取り扱いが難しく、細菌のリスクがあります。乾燥肉は保存が容易で持ち運びに便利ですが、加工過程で一部の栄養素が失われる可能性があります。
総評
モグワンとサイエンスダイエット、それぞれのドッグフードは異なる原材料を使用しており、愛犬の健康状態や好み、生活スタイルに合わせて選ぶことが重要です。肉類を主原料とするモグワンは、筋肉構築やエネルギー源として優れており、食いつきも良いでしょう。一方、穀物や野菜を多用するサイエンスダイエットは、炭水化物やビタミン、ミネラルが豊富で、消化器系の健康をサポートします。愛犬の健康と幸せを考えたドッグフード選びをしましょう。
3.「モグワン」と「サイエンスダイエット」を保証成分で比較!
ドッグフード選びにおいて、保証成分は非常に重要な要素です。モグワンとサイエンスダイエットの保証成分を比較することで、それぞれのフードがどのような健康上のメリットを提供するかを理解しましょう。
商品名 | モグワン | サイエンスダイエット |
タンパク質 [%] | 27%以上 | 24.7 % |
脂質 [%] | 10%以上 | 15.7 % |
粗繊維 [%] | 4.75%以下 | 1.4 % |
粗灰分 [%] | 9%以下 | |
水分 [%] | 9%以下 | |
NFE(炭水化物=可溶性無窒素物+粗繊維) [%] | 39.00% | 52.8 % |
オメガ3脂肪酸 [%] | 1.18% | 0.58 % |
オメガ6脂肪酸 [%] | 1.63% | 3.8 % |
リン [%] | 1.06% | 0.74 % |
カルシウム [%] | 1.40% | 0.89 % |
エネルギー(100g当) [kcal/100g] | 363 kcal/100g | 373 kcal/100g |
タンパク質
- モグワン: タンパク質含有量が高く、筋肉の構築と維持に役立ちます。特にアクティブな犬や筋肉量を維持したい高齢犬に適しています。
- サイエンスダイエット: タンパク質含有量はモグワンよりやや低めですが、日常的な活動量の犬には十分な量を提供します。
脂肪
- モグワン: 必要なエネルギーを供給し、皮膚と被毛の健康をサポートします。活発な犬や、良好な皮膚と被毛を維持したい犬に最適です。
- サイエンスダイエット: 脂肪含有量はモグワンより控えめで、肥満が気になる犬や運動量の少ない犬に適しています。
粗繊維
- モグワン: 消化を助け、便通を良くする効果があります。敏感な消化器系を持つ犬や、適切な体重管理が必要な犬に適しています。
- サイエンスダイエット: 粗繊維含有量はモグワンと同様に、消化器系の健康をサポートします。
オメガ脂肪酸
- モグワン: オメガ3とオメガ6脂肪酸のバランスが良く、皮膚の健康と免疫機能のサポートに役立ちます。
- サイエンスダイエット: オメガ脂肪酸を含み、皮膚と被毛の健康をサポートしますが、モグワンほどのバランスはありません。
総評
モグワンは高タンパク質でエネルギーが豊富なため、アクティブな犬や筋肉を維持したい高齢犬に適しています。一方、サイエンスダイエットは脂肪含有量が控えめで、肥満が気になる犬や穏やかな活動量の犬に適していると言えます。どちらのフードも消化器系の健康をサポートする成分を含んでおり、犬の健康状態やライフスタイルに合わせて選ぶことが重要です。
4.「モグワン」と「サイエンスダイエット」を安全性の高さで比較!
ドッグフードを選ぶ際、安全性は最も重要な要素の一つです。モグワンとサイエンスダイエットの安全性を比較し、愛犬の健康に与える影響を見ていきましょう。
商品名 | モグワン | サイエンスダイエット |
ヒューマングレード の原材料使用 | ヒューマングレード | × |
穀物類の使用 | ◎グレインフリー | × |
添加物等の使用状況 | 香料・着色料不使用 | 酸化防止のためミックストコフェロール(ビタミンE)、 クエン酸、ローズマリー抽出物を使用 |
ヒューマングレード | ◎ | × |
グレインフリー | ◎ | × |
グルテンフリー | ○ | × |
モグワン
- 安全性の特徴: モグワンは、天然素材にこだわり、保存料や着色料を使用していないことが特徴です。また、原材料の品質管理にも力を入れており、安全性の高いフードを提供しています。
- 健康への影響: 天然素材と厳格な品質管理により、アレルギーや食物不耐性のリスクを低減します。特に敏感な消化器系を持つ犬や、アレルギー体質の犬に適しています。
サイエンスダイエット
- 安全性の特徴: サイエンスダイエットは、科学的根拠に基づいた成分配合が特徴で、品質管理にも定評があります。また、獣医師や栄養学の専門家による監修のもと、製品が開発されています。
- 健康への影響: 科学的根拠に基づく成分配合は、犬の健康維持に役立ちます。特に、特定の健康問題を持つ犬や、年齢に応じた栄養が必要な犬に適しています。
総評
モグワンは天然素材と厳格な品質管理により、アレルギーや食物不耐性のリスクを低減する安全性の高いフードです。一方、サイエンスダイエットは科学的根拠に基づく成分配合と専門家による監修で、特定の健康問題を持つ犬や年齢に応じた栄養ニーズに対応しています。どちらも高い安全性を誇りますが、愛犬の健康状態やニーズに合わせて選ぶことが重要です。
5.「モグワン」と「サイエンスダイエット」を食いつき等口コミで比較!
商品名 | モグワン | サイエンスダイエット |
粒サイズ | 小粒、直径約8~10mm、厚さ約3mm | 小粒、直径約8mmのコイン型 |
6.「モグワン」と「サイエンスダイエット」を対象のライフステージと犬種で比較!
ドッグフードを選ぶ際、愛犬のライフステージや犬種は重要な要素です。モグワンとサイエンスダイエットの両方を、これらの観点から比較してみましょう。
商品名 | モグワン | サイエンスダイエット |
ライフステージ(対象年齢) | 全年齢 | 各年齢に対応(妊婦犬・子犬12ヶ月まで、 成犬1〜6歳、高齢犬7歳以上、 高齢犬10歳以上、高齢犬13歳以上、 高齢犬14歳以上) |
犬種 | 全犬種 | 全犬種 |
モグワンに合うライフステージは?
- 対象ライフステージ: 全年齢対応。子犬から高齢犬まで幅広くカバー。
- 適した犬種: 特に小型犬から中型犬に適しています。高品質な原材料と栄養バランスが、活発な小型犬や中型犬の健康維持に役立ちます。
- 特徴: 自然由来の原材料にこだわり、添加物を最小限に抑えているため、敏感な消化器系を持つ犬やアレルギー体質の犬にも適しています。
サイエンスダイエットに合うライフステージは?
- 対象ライフステージ: 年齢やサイズに応じた特定の製品ラインが豊富。特に成犬期の栄養ニーズに特化した製品が多いです。
- 適した犬種: 大型犬や特定の健康問題を持つ犬にも対応する製品があります。例えば、関節の健康をサポートする成分を含んだ製品は、大型犬や運動量の多い犬に最適です。
- 特徴: 科学的根拠に基づいた栄養バランスが特徴で、特定の健康問題に対応するための製品が多く、獣医師や専門家からの推奨も多いです。
総評
モグワンは全年齢の小型犬から中型犬、特に敏感な消化器系やアレルギー体質の犬に適しているようです。一方、サイエンスダイエットは成犬期の大型犬や特定の健康問題を持つ犬に向けた製品が豊富で、科学的根拠に基づいた栄養設計が特徴のようです。愛犬のライフステージや犬種、健康状態に合わせて適切なドッグフードを選ぶことが重要です。
7.「モグワン」と「サイエンスダイエット」の原産国と販売会社で比較!
商品名 | モグワン | サイエンスダイエット |
原産国 | イギリス | アメリカ、オランダ、チェコ |
販売会社名 | 株式会社レティシアン | 日本ヒルズ・コルゲート株式会社 |
URL | https://laetitien.co.jp/ | https://www.hills.co.jp/ |
販売会社住所 | 東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン20F | 東京都千代田区二番町5-25 二番町センタービル7F |
安全基準の違い
イギリスとアメリカでは、ペットフードに対する規制や安全基準に違いがあります。イギリスではFEDIAF(ヨーロッパペットフード工業連盟)のガイドラインに従い、自然由来の原材料と人工添加物の使用に関する厳しい規制があり、モグワンはこれらの基準を満たしています。一方、アメリカではAAFCO(アメリカ飼料検査官協会)の栄養基準に基づいた科学的根拠に基づいた栄養設計と製品の安全性が重視され、サイエンスダイエットはこれらの基準に沿って製造されています。
総評
モグワンは自然由来の原材料と安全性に重点を置いたイギリス製のドッグフードです。サイエンスダイエットは科学的根拠に基づいた栄養設計と製品の安全性を重視したアメリカ製のドッグフードです。愛犬の健康と安全を考える際、原産国と販売会社の背景、そしてそれぞれの国の安全基準を理解することが重要です。
「モグワン」をおすすめの方はこんな人!
モグワンは、品質と自然派志向を重視する飼い主さんや、アレルギー体質のワンちゃんに適しています。
- コストパフォーマンスよりも品質を重視し、愛犬の健康に最善を尽くしたい飼い主さん
- 自然派志向で、無添加・自然食材にこだわりたい飼い主さん
- アレルギー体質や敏感な消化器系を持つワンちゃん
- 幼犬からシニア犬まで、全ライフステージに適した栄養バランスを求めるワンちゃん
- イギリスの厳格な安全基準に基づいた食品を好むワンちゃん
個体差があるため、愛犬の健康状態やライフスタイル、飼い主さんの価値観に合わせて、最適なドッグフードを選びましょう。
「サイエンスダイエット」をおすすめの方はこんな人!
サイエンスダイエットは、コストパフォーマンスと科学的根拠に基づく栄養管理を求める飼い主さんや、特定の健康問題を持つワンちゃんに最適です。
- 科学的根拠に基づく栄養管理を重視し、獣医師の推奨に従いたい飼い主さん
- コストパフォーマンスを重視し、手頃な価格で質の高いドッグフードを求める飼い主さん
- 特定の健康問題(肥満、腎臓病、関節痛など)を持ち、特別な栄養バランスが求められるワンちゃん
- アメリカの安全基準に基づいた食品を好むワンちゃん
- 成犬からシニア犬まで、特定のライフステージに適した栄養バランスを求めるワンちゃん
個体差があるので、愛犬の健康状態やライフスタイル、飼い主さんの価値観に合わせて、最適なドッグフードを選びましょう。
→サイエンスダイエットの詳しい情報は公式サイトで確認できます
まとめ
愛犬の健康と幸せは、飼い主さんにとって最優先事項です。ドッグフード選びは、その健康を支える重要な一歩と言えるでしょう。今回比較したモグワンとサイエンスダイエットは、それぞれに優れた特徴を持ち、異なるニーズに応えることができます。
モグワンは、自然派志向の飼い主さんや、アレルギー体質のワンちゃんに特におすすめです。一方、サイエンスダイエットは、科学的根拠に基づく栄養管理を重視し、特定の健康問題に対応する栄養バランスを求める飼い主さんに適しています。
ドッグフード選びは、単に価格や成分だけでなく、愛犬の年齢、体質、健康状態、そして飼い主さんのライフスタイルや価値観を総合的に考慮することが大切です。今回の比較を参考に、愛犬にとって最適なドッグフードを選んでいただければ幸いです。当サイトが愛犬の健康と幸せのために、最良の選択の助けとなれば幸いです。
◎ドッグフード原材料を読むときのポイントは?
以下は、ドッグフードの主な原材料に関する情報を、メリットとデメリットを含めて簡潔に表にまとめたものです。
原材料の種類 | 影響とメリット | デメリット | 適している犬 | 原材料の見方 |
---|---|---|---|---|
肉類 | 高タンパク、筋肉構築、エネルギー源、食いつき向上 | 特になし | 成長期の子犬、活発な成犬、筋肉量を維持したい高齢犬 | 原材料リストの最初に位置することが多い |
穀物 | 炭水化物源、エネルギー提供 | 一部の犬にアレルギー反応を引き起こす可能性 | 穀物アレルギーがない活発な犬 | 穀物フリーの選択肢もある |
野菜・果物 | ビタミン、ミネラル、食物繊維、消化促進 | 特になし | すべての犬、特に消化器系の健康を維持したい犬 | 肉類や穀物の後に記載 |
添加物 | 保存性向上 | 過剰摂取は健康リスクを引き起こす可能性 | 特になし | 原材料リストの最後に記載 |
※この表は、ドッグフード選びの際に重要な原材料の種類とその影響、メリットとデメリット、適している犬のタイプ、原材料の見方を簡潔にまとめたものです。特に穀物に関しては、アレルギー反応を示す犬もいるため、注意が必要です。
◎ドッグフードの原材料:肉類と魚類、生肉と乾燥肉の違いは?
特徴 | 主な栄養素 | 健康への影響 | 適している犬 | 注意点 |
---|---|---|---|---|
肉類 | 高タンパク、鉄分、ビタミンB群 | 筋肉構築、エネルギー源 | 成長期の子犬、活発な成犬、高齢犬 | アレルギーの可能性 |
魚類 | オメガ3脂肪酸、高タンパク、ビタミンD | 皮膚・被毛の健康、抗炎症作用 | 皮膚トラブルのある犬、高齢犬 | 魚特有の臭いが苦手な犬も |
生肉 | 高タンパク、新鮮な脂肪、ビタミン | 栄養価が高く、自然な味わい | 食いつきを重視する犬 | 取り扱いに注意(細菌のリスク) |
乾燥肉 | タンパク質、保存に便利な脂肪 | 長期保存可能、持ち運びに便利 | 保存や持ち運びを重視する犬 | 加工過程で栄養素が減少する可能性 |
※この表は、一般的なドッグフードの原材料である肉類と魚類、生肉と乾燥肉の特徴と、それぞれの健康への影響、適している犬のタイプ、注意点を簡潔にまとめたものです。
◎保証成分を読むときのポイントは?
成分 | 影響 | 適している犬種の例 |
---|---|---|
タンパク質 | 筋肉の構築・修復、免疫機能の強化 | 運動量の多いボーダーコリー、成長期のラブラドールレトリバーの子犬 |
脂質 | エネルギー源、皮膚・被毛の健康 | 寒冷地のシベリアンハスキー、体重が減少傾向の高齢ゴールデンレトリバー |
粗繊維 | 消化の助け、便秘予防 | 便秘がちなダックスフント、肥満傾向のビーグル |
粗灰分 | ミネラル総量、骨・歯の健康 | 成長中の大型犬の子犬、関節痛の高齢ドーベルマン |
水分 | 脱水防止、体温調節・代謝 | 水を少なく飲む高齢チワワ、歯が弱い老犬 |
NFE(炭水化物) | エネルギー源、脳・体機能維持 | 日々の運動量が多いジャーマンシェパード、成長中の子犬 |
オメガ3脂肪酸 | 抗炎症作用、関節・皮膚の健康 | 皮膚アレルギーのウェストハイランドホワイトテリア、関節痛のラブラドールレトリバー |
オメガ6脂肪酸 | 皮膚・被毛の健康、生殖機能 | 被毛の乾燥が気になるアフガンハウンド、皮膚炎のコッカースパニエル |
リン | 骨・歯の形成、エネルギー代謝 | 成長中のグレートデーンの子犬、骨密度低下の高齢セントバーナード |
カルシウム | 骨・歯の健康、筋肉・神経機能 | 骨格成長のロットワイラーの子犬、妊娠中のボクサー |
エネルギー(100g当たり) | 活動量・生活スタイルに応じたエネルギー摂取 | 毎日の運動量が多いアメリカンピットブルテリア、成長期の子犬全般 |
※これらの例はあくまで一般的なガイドラインであり、個々の犬の健康状態、活動レベル、年齢、体重などによって最適なフードは異なります。そのため、フード選びは獣医師のアドバイスを受けながら、個々の犬に合わせて行うことが最も重要です。
◎粒の形状と大きさは?
粒の特徴 | 適している犬種・タイプ | 影響とメリット | 選び方のポイント |
---|---|---|---|
大きい粒 | 大型犬(例:ラブラドール、ゴールデンレトリバー) | ・大きな粒は噛むことを促し、歯のクリーニング効果が期待できる。 ・顎の筋肉を使うことで、顎の強化にも。 ・大きい粒は食べるのに時間がかかるため、早食いを防ぐ効果も。 | ・犬の大きさや噛む力を考慮。 ・活発な犬や、噛むことが好きな犬に適している。 |
小さい粒 | 小型犬(例:チワワ、ヨークシャーテリア)、子犬、高齢犬 | ・小さい粒は噛む力が弱い犬でも食べやすく、食いつきが良い。 ・消化が良く、小型犬や高齢犬の消化器系に優しい。 ・食欲不振の犬にも食べやすい。 | ・犬のサイズや年齢、健康状態を考慮。 ・小型犬や、噛む力が弱まっている高齢犬に適している。 |
特殊な形状 | 特定の健康問題を持つ犬(例:歯石が多い犬、消化不良の犬) | ・特殊な形状は、歯石除去や消化を助ける効果がある。 ・特定の健康問題に対応した設計で、犬の健康維持に役立つ。 | ・犬の健康状態や特定のニーズに合わせて選ぶ。 ・獣医師のアドバイスに従って選ぶことも重要。 |
各章の比較表を読む前に解説を加えます。大切な愛犬の健康にどのような影響を与えるのか参考にしながら、各章をお読みください。